父親参観や運動会など、父親の参加が求められる学校のイベントは世界中にあります。
シングルマザーで父親がいない子供にとっては、とても悲しい思い出となってしまうこともあるでしょう。
そんなシングルマザーのある母親が、子供のためにとったある「粋な行動」が話題になっています。
一日パパになったママ
いつも通りのように、イエベッテ・ヴァスケスさんが息子のエリシャを学校に送りに行ったところ、いつもより多くの車が駐車場に止まっていた事に気づきました。
“今日って何かあるの?”と彼女が聞くと、子供達とお父さんが一緒に朝食を食べる“パパとドーナッツ”というイベントがあると息子が答えました。
シングルマザーである彼女が真っ先に思ったのは、息子に寂しい思いをさせたくない・・・ということ。
家に戻ってすぐにチェック柄のシャツを着て、頭には野球のキャップ、腰にはチェーンのベルト、顔には付けひげ、そして男性用の香水を少し…。
完全な“パパ”になったママは、息子のエリシャが待つ学校に向かい、一緒に“パパとドーナッツ”を満喫したのでした。
“他の子達がパパと楽しんでいるところを見るのは、息子にとって容易くないはず。だから、あの子の笑顔を見るためならどんな努力も惜しまない“とイエベッテはフェイスブックに綴りました。
ご覧の通り、エリシャの満面の笑顔こそが彼女の思いが通じた何よりもの証拠です。
息子のために奮闘中の母、イエベッテに拍手!
付けヒゲとキャップもありの完璧なパパに!
他のクラスメイトと環境の違う息子は辛いはず・・・
「だからあの子の笑顔を見るためなら、どんな努力でもするよ」
海外の反応
・そんなイベント学校で開くのは大半の子供のトラウマになるんじゃない?“パパとドーナツ”ではなく“家族とドーナツ”にするべきだったと思う。
↑間違いない。シングルマザーやシングルファーザーで育てている人もいれば、祖父母に育てられている子供だっている。全員が同じように扱われるべき。
・素晴らしい行動!
・この子は“いいパパ”を持ったもんだ。
・私の甥っ子や姪っ子の幼稚園でも同じようなパパとのイベントがあるけど、いつもおじいちゃんが参加している。自分は仲間はずれだと感じさせないために、学校側はやり方を変えた方がいい。
・わざわざあの格好しなくても、堂々といけばよかったのに。
・私は小学校の校長をしています。パパとのイベントを毎年うちの学校でも開催していますが、それには父親ではなく、子供達を大事に思うご家族やその友人、誰が来ても良いことにしています。
世の中はお母さん中心に育児を進めなければならない風評にありますが、家族も育児に参加することが必要です。
・イベントを開催している学校を批判する気はないけど、“ヒーローとドーナッツ”にしたらどう?両親や祖父母など、それぞれのヒーローっているし。イエベッテはきっと息子にとって最高のヒーローだし、たくさんの人の手本だと思う!
・これがもし、お父さんがお母さんになってママとのイベントに参加していたら、同じように記事にされただろうか。
・最高のお母さんに拍手!
・痩せたスーパーマリオみたいだな(笑)
・なんか、心ないコメントがあるのはなぜ?このお母さんは誇れる行動をしたのに。
涙出た。おっさんになってから親が子供を思う気持ちとか子供が親を思う気持ち、子供が健気に頑張る姿なんか見るとすぐに涙出るようになっちゃったよ。