アメリカはミシガン州のデトロイトに住んでいたとある一家が、引越しをすることに。
引っ越しの際にいらなくなったものを、かなりの数置きっぱなしにしていきました。
マットレス、枕、壊れかけた家具・・・。
さらに飼い犬までもが捨てられてしまったのです。
このピットブルは、とても忠実な子でした。
主人一家が帰ってくるのを信じ、一ヶ月もの間、ひたすら待ち続けたのです・・・。
引っ越しで捨てられた忠犬ブー
近所に住む人たちは、ブーという名のこの犬をかわいそうに思い、歩道の端に伏せて主人を待つ彼に餌を運ぶ役を買って出ました。
そしてある日、デトロイト・少年と犬の救助センターに連絡したのです。
創立者のマイク・ディーゼルさんが駆けつけると、ブーはやはり所定の位置で伏せていました。
「そこに横になっていたんだよ。こんなに忠実な犬は見たことがなかった」
「忠犬であることが彼の誇りなんだろうね。ただ主人の帰りを待っていたよ」
ディーゼルさんは一途すぎるブーに、主人はもう帰って来ないことを理解させるところから始めました。
怖がらせないよう優しく接し、ゆっくりと、心を開いてもらえるように。
傷つきトラウマを負ってしまったブーがディーゼルさんを警戒しなくなるまで、何日もかかりました。
そしてついにその苦労(と、マクドナルドで調達した餌)が実り、ブーが首輪をはめてくれたのです。
また、ディーゼルさんのトラックにも乗ってくれました。
「お互いの気持ちがわかるのが大事だからね、意思の疎通を図ったよ。僕が彼を傷つけるつもりでないことが、伝わったんだろうね」
ブーは今では、とても人懐こい犬に成長しました。
そしてディーゼルさんのもとで、新しい飼い主を待ち続けています。
海外の反応
・本当に、人間って最低。なんでこんなに可愛い子を捨てられるの?次こそ素敵な家族に引き取って欲しい
・動物に対して愛情ってものがないのかね。同じ人間として恥ずかしいわ。新しい飼い主探すぐらいしろよ、じゃなきゃ飼う資格なし
・さて、じゃあ次は元飼い主の家族を探して撃ってこなきゃね
・動物を飼うのに免許が必要になればいい
・なんか、最終的にその引っ越した家族が犬を迎えに来た、みたいな話になるかと思ったのに・・・
↑そうだね。ブー君の新しい飼い主さん見つけられたのかな?同じことの繰り返しにならなきゃいいけど
・誰か、この元飼い主一家の今の住所知らない?社会的に公開したほうがいいよ。SNSとかニュースとか。ひどすぎるもん
・こういう人の情報、公的に記録しといたらいいんじゃない?もう二度と動物飼えないように
・良心とか感情とか、ひとかけらでもある人間なら、こんなことできないはず。てことはこの家族は人間じゃなかったんだろうな
・ブー君、いい飼い主に出会ってね
・こころが痛む。犬だって家族じゃん
・犬置いてくとか、頭おかしいんじゃないの?引っ越すなら最初に連れてくものだわ
・めちゃくちゃ悲しいし、ムカつく。こんなに一途な犬いないよ。それをゴミと一緒に捨ててくなんて。
犬に飼い主は選べない。その子の人生は飼い主によって決定されるのに。
【悲報】犬を一年間散歩させなかった結果wwwwwwww(画像あり)
欧米では日本のように何らかの理由で飼えなくなった犬猫を保健所などが引き取ったりしない。
そのため、この子のように捨てられる犬猫も多く、捨てられた犬猫はペットとしてではなく在来種に害をなす外来種として処分対象になるケースも多い。
動物福祉先進国のイギリスのロンドンではこのような外来種扱いで行政の委託を受けた民間団体が捕獲している犬は年間10万頭以上にもなり、その10~15%が安楽死処分されている。