ペットを飼っている人にとって、そのペットは家族同様かけがえのない存在です。
それは世界各国で共通のもののようです。
一人の女性兵士は派遣先で一匹の猫と運命的な出会いをしました。
命令を無視してでも連れて帰りたい、ある女性兵士の願い
2008年にアフガニスタンに派遣されていた米軍兵士のクリスティン・ウェバー・ボルディンさんは、そこで一匹の特別な子猫に出会いました。
アメリカの週刊誌”PEOPLE”でボルディンさんは当時のことを次のように語りました。
「私が子猫を見つけたとき、その子猫は自力で立つことも出来ず横たわっていました。そんな酷い状態の子猫を今まで見たことはありませんでした。」
その子猫は小脳形成不全という猫でよく見られる奇形性疾患で、運動機能に影響が出ます。
そのため、子猫はまっすぐ歩くことができず、よろよろと歩いていたのです。
ボルディンさんはその猫にフェリックスと名づけ、愛情を注いで育てました。
そして、ボルディンさんはフェリックスをアメリカにつれて帰るためにどんなことでもすると決心しました。
まず、ボルディンさんは運転手に300ドル払い、フェリックスを基地からカブールにある動物保護施設に連れて行きました。
ボルディンさんがアメリカに帰るまでフェリックスはその施設で過ごしました。
ボルディンさんはフェリックスを施設に預けたときのことを今でもはっきりと覚えていると言います。
「カブールにある動物保護施設から基地までは1時間ほどの距離でしたが、簡易爆弾が仕掛けてある可能性もあり危険でした。」
「とにかくフェリックスのことがとても心配でした。彼女にもう一度会えるかどうか、彼女をアメリカに連れて帰ることができるか私には分からなかったためです」
そして、数ヵ月後、ボルディンさんはフェリックスと無事にアメリカに戻ってきました。
フェリックスの輸送には2,000ドルかかりましたが、ボルディンさんがフェリックスを連れて帰れるならいくらでも払えると言っていました。
ボルディンさんとフェリックスの絆にはそれほどの価値があると彼女は信じているのです。
現在、フェリックスはボルディンさんと彼女の夫、オス猫のガスと一緒に、コロラド州のレイクウッドで幸せに暮らしています。
ボルディンさんは以下のように語っています。
「フェリックスがいたから今までの辛いことも乗り越えることが出来ました。フェリックスは神様が私に送ってくれた天使だと思います。」
海外の反応
・すごい長旅をしてきたんだね、子猫ちゃん。
・人殺しか人殺しを手助けしている連中が猫を救ったんだな。
↑米軍兵士全員が武力行使や人を殺しているわけではないよ。
・この惑星には彼女みたいな人間がもっと必要だと思う。
・猫を含めた全ての動物は天使だ。
・猫は素晴らしいぞ!猫を飼って世界が変わった。
↑うちの猫は例外のようだ。
・確かにこれはいい話だけど、米軍兵士の足元には罪の無い何千何万の死体が転がってるんだぞ。
・感動的だ!心が温かくなったよ。
・あなたは天使だ、ボルディンさん。
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そりゃ人間をいくらコロそうが動物は助けるだろ。人間と動物では命の価値が違う。