キリスト教が絶大な影響力を持っていた中世、性は極端に抑圧されました。
それでも現代と同じように、性は人々にとっても興味のあるカテゴリーであり続けたのです。
衝撃的な、中世の性にまつわるトリビアをまとめてみました。
10:売春は黙認されていた
売春は公には認められていませんでしたが、かなり盛んに行われていました。
そうでなければ性犯罪が増えたり、同性愛に走るのではと考えられたのです。
黙認されているにも関わらず、売春婦は服装の自由、住居の自由を奪われ、法的権利すら持っていませんでした。
9:EDは離婚理由になった
中世の多くのヨーロッパ諸国は子作りに応じない場合、パートナーは離婚を要求することが出来ました。
実際に、EDでの訴訟では数十件確認されています。
最も有名なのは1198年にフランスのフィリップ2世とデンマーク王のヴァルデマー1世の娘、インゲボルグのエピソードです。
フィリップはインゲボルグを嫌っていたので、フィリップ2世は結婚が完遂されていないと主張し、「一時的なED」を訴えたのでした。
8:女性が避妊薬を使用していた
ただでさえ乳幼児死亡率が高かった中世では、避妊はあまり行われていなかったとずっと考えられていました。
しかし近年の調査で、30歳以上の女性の妊娠率が著しく低下していたことがわかり、その説は覆されました。
教会の圧力等から、避妊の方法は口伝えで伝承されており、書面で残ることが少なかったのです。
具体的には、ユリの根から作られたペッサリー等、植物由来のものが多く使われました。
7:助産師は魔女狩りの対象だった
中世と言えば、魔女狩りです。
数多くの習慣が魔女と結び付けられ、中には助産師まで含まれました。
インノケンティウス8世が1484年にスンミス・デジデランテスを交付し、魔女を糾弾しました。
それに応えて、ハインリヒ・クラーメルは論文「魔女に与える鉄槌」を発表しました。
その論文の中でクラーメルは、助産師が若い女性を騙して悪魔と性行為させ、異教徒の子供を生ませているのだと非難しました。
6:聖職者の結婚はまれだった
ユスティニアヌス一世は、聖職者全員の結婚を取り消し、彼らのすべての子供を非合法としました。
1054年の東西教会の分裂で、さらに教会の締め付けは厳しくなりました。
1123年のラテラン公会議から、宗教改革でマルティン・ルター(既婚者)が変えるまで、聖職者の結婚は禁止されたのです。
5:レズビアンは病気だと考えられていた
中世でも同性愛は「ホットな話題」でしたが、それは男性同士のものに限られていて、レズビアンが話題にのぼることはあまりありませんでした。
13世紀半ば、フランスでレズビアンは違法であるとの法律が出され、2度目までは手足の切除、3度目は火刑に処されました。
レズビアンは病気であるとみなされ、古代ギリシャの医師ガレノスは、性行為の欠如により女性の子宮に悪い種が宿ると考えました。
治療にはオルガズムの経験が必要とされ、湿布による治療が施されました。
4:フィクションの不倫が流行した
19世紀のフランスで「宮廷愛」という新しいジャンルが普及しました。
フランスのアキテーヌとシャンパーニュ地方で11世紀に始まった、宮廷高位貴婦人に対する騎士の恋愛ものです。
これには秘密、貴族的等いくつかの特徴がありましたが、特に重要なのは「不倫」というところでしょう。
大半が既婚女性を対象にした愛であり、ハードルが高いほど燃える、という類のものでした。
「騎士道」や「高潔さ」などといった、今日の「騎士道精神」のイメージの元となったといえます。
しかし夢を壊すようですが、実際にそんなロマンチックなことが頻繁にあったかといえば、それは疑問視せざるを得ないでしょう。
3:オネエがいた!?
男装や女装は、もちろん中世イギリスでも禁止されていましたが、起こらなかったというわけではないようです。
オクスフォードによると、15世紀に13人の女性が男装したとの研究があります。
しかし、男装と比べて女装は圧倒的に少なかったようです。
そしてその男装も、売春婦が客の要望に応えたものが多かったとのこと。
予想外の男装ブームに当局は、「海外からもたらされた文化のせいだ」とのクレームを出しました。
2:禁じられた「体位」があった
教会性行為は子孫繁栄のためのものと位置づけ、正上位以外の体位は自然の摂理に反するとして禁じました。
後背位は獣のようだとされ、特に忌み嫌われました。
他にも多くの行為が中世まで、キリスト教会によって厳格に禁止されました。
生殖のためでない、快楽のための性行為は自らを堕落させる大いなる罪であるといわれたのです。
13世紀にはドイツの修道士アルベルトゥス・マグヌスが正常位、側位、座位、立位、後背位から選ぶよう提唱しました。
1:すべての性犯罪に対する罰が制定された
性的な罪を裁くというのであれば、明確なルールが必要になります。
それは、普段懺悔を聞くことの多い司教たちを中心に制定されました。
最も有名なのは、タルソスのテオドルスによるものでしょう。
それによると、動物を虐待する男性は懲役10年、女性と結婚する女性は懲役3年。
自慰行為にいたっては、男性は4日間肉を食べられないだけなのに対し、女性は懲役1年でした。
このケースには既婚女性があまりに多かったため、処女または未亡人にのみ適用されました。
また、口淫は最も重い罪であるとされ、死刑が求刑されました。
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海外の反応
・読んでるだけでムカつくな。こんなの「いまいましい事実」ってタイトルつけるべきだ
↑激しく同意
・そうか、教会が厳しく取り締まってるから俺はモテないんだな!?
↑中世ヨーロッパで教会が関わってないルールなんて、多分10個も見つけられないだろうな
・不倫のほうが燃えるとか、人間って変わらないんだね
・キリスト教会が終わる時、人生が始まる
・なかなかアカデミックな良記事だね
・昔も今もあんまり変わってないと思う
・フランスは当時からぶっ飛んでるな
・「キリスト教は性に厳しかった」とかこんなん誰でも知ってるわ
・>自慰行為にいたっては、男性は4日間肉を食べられないだけなのに対し、女性は懲役1年でした。
これが俺がヴィーガンになった理由さ ハハッ
・現代なんて、対象が男だろうが女だろうが木だろうが動物だろうがお咎めなし。いい時代になったもんだ
【韓国】日本語の君(きみ)の起源は金(キム)、僕(ぼく)の起源は朴(パク) イ・ナムギョ総長
韓国人「日本で暮らしているのだが、家の前にとんでもないやつがいるので報告する」
「腐」は構わなかったわけだ・・・