地球上で最も深く、最も古く、最も澄んでいる湖、バイカル湖。
琵琶湖のおよそ46倍もあるバイカル湖全体が冬に凍りつくなんて、想像できますか?
しかもその美しさは、この世のものとも思われぬほどだそうです。
そんな一生に一度は見てみたい絶景、冬のバイカル湖の映像ご紹介します!
バイカル湖とその冬の様子
ロシアにある湖で、「シベリアの真珠」ともよばれています。
南北の長さが約600kmもあり、その特殊な生態系に研究者も大きな関心を抱くほどの、神秘の湖です。
冬季に凍ると、氷の厚さは1.5-2mにもなり、15トンの車も走ることができます。
でも、場所によっては車が落ちる事故もあるので、慎重に運転しなければなりません。
氷の中、また氷の向こうに美しい魚、緑色の石、植物や青みがかった深い溝などといったものが、水深40mまで見ることができます。
バイカル湖の神秘的な姿を、一挙公開!
今回バイカル湖を撮影したカメラマンは、その美しさに魅了されて3日間ほとんど寝なかったそうです。
そんな彼女の渾身の作品10選を、どうぞご覧ください!
この泡は、海草から出るメタンガスでできています。
なんだか、割れてしまいそうですね。
実際に割れるところもあるのですが、その規模は長さが10-30m、幅が2-3mにもなります。
その割れ目のおかげで、凍っていても魚が酸欠で死ぬようなことがないのです。
ほとんどの人がこうして、スケートや自転車、そりで移動しています。
バイカル湖の水深は1642mで、世界で水深1000mを超えるのは、アフリカのタンザニアにあるタンガニーカ湖(1470m)と、ロシア南部やカザフスタン、イランなど5カ国に囲まれたカスピ海(1025m)だけです。
またバイカル湖の氷には謎が多く、多くの科学者の関心を集めています。
澄んだ氷はつるつる滑って鏡のようなので、理想的な映像を撮ることができます。
5月ごろまで凍っていますが、危ないので4月には車で走行する人がいなくなります。
冬のバイカル湖を訪れる人には数百km歩く人もいて、氷上にテントを張って夜を明かすのだとか。
なんとも贅沢ですね。
バイカル湖には300以上の川が流れ込んでいますが、バイカル湖から流れ出るのはアンガラ川だけです。
アンガラ川はエニセイ川と合流しています。
父のバイカルがエニセイに恋をしたアンガラを止めようと大きな石を投げたのですが、結局エニセイと一緒になったという伝説があるのだとか。
海外の反応
・これが本物なんて信じられない…すごくきれい!
・泡がキャンディーみたい。
・まるで別世界だね。
・こんなところを歩くなんて、想像しただけで恐ろしいわ!
・この上で自転車に乗るなんて、思いもよらないね。
・青い大理石の床みたいだ。
・泡が、小さなくらげにみえる。
・空にでもいるみたい。
・はっと息を飲むほど美しいけれど、そこに隠れた深さと暗さを思うと怖くもある。
・すばらしい!不思議の国のアリスだね。
【画像】この漫画をレジに持ってくの恥ずかしかったwwwwww
三日月型の湖で、面積が琵琶湖の46倍、水深が1,640m以上・・
とんでもない巨大湖だよ
しかも、ここは歴史的にも凄まじい所で、帝政ロシアの残党勢力がソ連軍から逃れた果てに辿りついた場所が、このバイカル湖
凍ったバイカル湖の湖面を渡る途中、25万人の残党勢力が一瞬で凍死して全滅したんだよ
氷点下-70度にまで下がるという・・
ここには絶対、魔物がいるに違いない