自主製作のコマーシャルをアディダスへ送ったドイツの学生、Eugen Merher さん。
このCMには、豪華なセレブも有名なスポーツ選手もでてきません。
しかし、このコマーシャルは世界中で感動を呼び、またたくまに拡散されました。
それを受け取ったアディダスの反応とは?
自主制作のアディダスのCM
「衰え」という経験
年を重ねるごとに誰もが経験する体の「衰え」・・・
この誰にも逃れられない人生の体験をテーマにEugen Merher さんはアディダスのコマーシャルを作成しました。
過去にマラソン選手であったと思われる男性が、虚ろな目で日々を過ごす様子からコマーシャルははじまります。
リハビリ施設とおもわれる老人ホームで、テレビに集まる老人達の後ろで一人窓を眺める老人。
外をランニングしている若い男性を見つめて、過去の栄光に思いを馳せているようです。
ある日、古びたアディダスのスニーカーを部屋で見つめ男性は、なにかを思い出したかのように老人ホームの長い廊下を外への扉へと走り出します。
職員達によって施設の外にでるのを阻止されてしまいますが、 男性は諦めず、スニーカーを履いては、外へむかって何度も走りだします。
諦めない若い心という力強いメッセージ
このストーリーは、80歳で去年惜しくも亡くなられたEugen Merherさんの親戚をモデルにしていると彼は語ります。
「彼は本当に若い心の持ち主でした。彼の存在が私に自分で自身を抑え込んでしまうことをやめ、痴呆症から、そして老人ホームから逃げ出し自由になる男というアイデアを生ませてくれました。」
コマーシャル中盤には何度も諦めずに挑戦する男性にたいして、職員がスニーカーをロッカーに隠してしまいます。
男性は再び虚ろな目で自室にこもりますが、同じく施設にいる車椅子の男性がスニーカーを届けにやってきます。
そして、歓声が響く中もう一度施設の外へ向かって走り出します。
Eugen Merherさんの言う「最後もう一回の走り」を終えた男性は一度外を眺めると 、靜かにまた走り始め丘をくだっていきます。
アディダスのロゴとともに ”Break Free (自由になれ)” とコマーシャルは掲げます。
これを受け取ったアディダスは
実際にアディダスへむけて送られたこのコマーシャルにたいして、アディダスからはとくに反応はなかったとEugen Merherさんは語ります。
「私たちはアディダスのコミュニケーション部門にこのコマーシャルを送ろうとしましたが、彼らはこれといって興味を示してくれませんでした。」
しかし、多くの人に共感を与えたコマーシャルはインタ─ネットを通して広まり、さらに多くの人々の目に触れることになりました。
「誰もが心のなかに何かしらの若さをもっています。年齢や好きな事は人それぞれ違っていても、この若さというものは存在し、決してその人の心から失われることがありません。どんな時でもその若さを誰もが取り戻すことができるのです。」
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海外の反応
いい広告だね!(たぶんアディダスは間違ってなかった。無視はしたけど、結果的にはインターネットで多くの人がアディダスの名前を聞いたり記憶したりするからね。だから、アディダスはただ自分たちの仕事を他の誰かがやるのを許しただけ。)
↑・・・無料でね。
悲しいことに、返事をしないことでアディダスは無料で必要な広告をインターネットに載せることができたんだな。やつらはバカじゃない。
↑なんで「悲しいことに」なの?アディダスっていい会社じゃん。
これはよく撮れたショートストーリーだね、でも僕はただ走りたくなるだけだな。とくに商品を買おうとは思わない。
どんでん返し:10分後、インシュリンの注射がなくて彼は丘のふもとで倒れる。
たった今ナイキのシューズを買ってきた。
おぉ、これコマーシャルなのか、アディダスってアーティストのミュージックビデオだと思ってた。
うーん、よくわからないな。閉じ込められてて外出が認められてなくて、スタッフはただ意地悪なだけみたいに行動してる。他のお年寄りとかテレビに水やっててヤバい状態にない?アディダスがこのコマーシャルを欲しがらなかったのわかる。アイデアはいいけど、ネガティブな点が多すぎ。
そうだ!夢を追いかけろ、自由になれ!自由だけどホームレス!
これって老人ホームなの、刑務所じゃない?いったいどんな老人ホームが外出を禁止するんだよ。
【画像】この漫画の意味がわからないんだが・・・俺ってアスペか?
【画像】この漫画をレジに持ってくの恥ずかしかったwwwwww
はい監督不行き届きで職員解雇、賠償金請求