世界中で大ブームを巻き起こし、今もなお絶大な人気を誇る、ハリー・ポッター。
ハーマイオニー役としてブレイクしたエマ・ワトソンですが、現在は女優業の傍ら、フェミニズム活動も盛んに行っています。
しかし、海外でも少なからず批判の声はあるようで…。
彼女の活動は、本当に的外れで欺瞞的なのか?
それともこの批判こそが、女性差別の一端とも言えるのか?
イギリスのタブロイド紙によせられた、女性記者の記事をご紹介します。
あなたはエマの活動を、どう思いますか?
エマ・ワトソンのフェミニズム活動に、批判が集まる
神は、適材適所とはいかず、いたずらに才能を授けるものです。
例えば、才能はないけど善良なブラッド・ピットと、才能はあるけれどクレイジーなアンジェリーナ・ジョリーのように。
エマ・ワトソンも、後者の1人です。
彼女は悪人ではないにしろ、間違ったタイミングで、間違った才能を発揮してしまっています。それも、現在進行系で。
26歳のエマは、ハリー・ポッター映画に登場して以来、女優運動家としても活動してきました。
例えば、フェミニストだったり、何かの反対運動をしたり…何に反対してるのかは知りませんが(笑)。
まあとにかく、これらの運動は少しトゥーマッチなのではないかと、私は思うのです。
エル・マガジンのインタビューで彼女は、国際的な活動家であることはとても大変なことで、時にはベッドから出ることさえ苦労する、と語っています。
国連女性親善大使として活躍する、エマ。
また、ジェンダーの平等を促進することを目的としたHeForSheキャンペーンの熱心な活動も行っています。
しかし、聴衆の目は生暖かいものでした。
批評家は、彼女を「最悪の特権型白人フェミニスト」と呼んでいます。
全く差別の根源を捉えておらず、むしろ男性本位で、女性に対し抑圧的である、と。
彼女は女性差別反対者を気取っておきながら、自分が差別される側だとは思っていません。
彼女自身も、活動に対する批判の多さを自覚しているようです。
これに対し、性差別反対運動家のローラ・ベイツはエマに、キラキラしたスパンコールの小包と、チョコレートを送りました。
ローラは、エマの素敵なフェミニスト友達です。
これこそがまさに、現代のフェミニズムの癌とも言えるべきものです。
女性たち自らが積極的に、被害者ぶることが、フェミニズム活動の大事な一部となってしまっています。
昔の女性解放運動とは、こんな茶番とは程遠いものでした。
当時、反対運動家の女性たちは、投獄され、柵に縛りつけられ、ハンストを行い、果ては警察に殴られたのです。
そんなときに、スパンコールの小包とチョコレートなんて、なんの助けにもなりません。
ジャーメイン・グリア(1939年生まれの女性解放運動家)が、誰かにこんなガーリッシュなゴミを送りつけたでしょうか?
賭けてもいいですが、彼女なら、ブラジャーを焚き火に放りこみ、大衆に対し「目を覚ませ!」と呼びかけたことでしょう。
ここまで書いておいて今更ですが、私はなにもエマが憎いわけではありません。
たとえ彼女が、庶民にご高説を垂れてくれる、嫌味ったらしいセレブだとしても、です。
彼女は、女優兼活動家なのか、活動家兼女優なのか。
おそらく、もう彼女に選択権は無いのです。
ハリーポッター俳優の、空虚な「長過ぎる余生」
そもそも、子役スターになんてならないほうがいい、というのが私の主張です。
有名な俳優にうまく移行できる子役など、ほんのわずか。
20年代半ばにはすでにピークに達している、という残酷な事実は受け入れがたいものなのです。
とはいえ、ハリー・ポッターの他の子役たちは少し持ち直してきています。
ダニエル・ラドクリフはアルコール依存症との戦いを経て、トム・ストッパード(イギリスの著名な劇作家)の舞台でウェスト・エンド(ロンドンの有名な劇場)に立つ予定です。
ルパート・グリントは、悪いお友達との付き合いをようやく絶ち、映画や演劇の仕事をしてきましたが、いまいちパッとしませんでした。
彼らはハリー・ポッター映画への出演で5,000万ポンド以上を獲得しています。
もう働かなくても、生きていけます。
しかしこれは祝福ではなく、負担と呪いなのです。 大人になり、これから展望が開けてくるぞ!という時期に、彼らの鼻の先ではすでにシャッターが閉じています。
しかも大人の汚い世界にどっぷり浸かってしまっていたら、希望が持てなくなるのも無理はありません。
多くの子役スターが大人になって、人生の意味と目的を見つけるのに苦悩するのは、当然のことだと言えます。
トップレス写真の公開にエマワトソンに批判が集まる
このようにフェミニスト活動について以前から批判にさらされていたエマですが、胸を露出した写真を公開したことでさらに批判が集中します。
この写真はアメリカの雑誌「Vanity Fair」に掲載されたもの。3/24日画像削除
フェミニストとして活動しているにも関わらず、女性の性を売り物にするものだとしてフェミニスト活動家を中心に批判を浴びる結果に。
一方でこれを擁護する声も多く、「フェミニストにふさわしい恰好なんか存在しない。女性的な服装を禁じることこそフェミニズムの観点からは望ましくないこと」
という声もあります。
エマワトソンは自己決定権の観点から、自身の活動と矛盾するものではないと反論しています。
アメリカ人「日本旅行を計画してみた結果、絶望的なことが分かった・・」
【閲覧注意】小学生がアップした画像。ヤバすぎて警察、学校がすぐに動き出す…(5枚)
海外の反応
・エマ・ワトソンのフェミニズム活動は、子役の没落とは関係なくない?
↑昨今の「平等」を謳いながら、徹底的に男性の声を無視するフェミニズムはどうかと思うよ。
・ダニエル・ラドクリフはアル中じゃないよー。他の映画でもいい演技してるし。
↑彼はスクリーンより、ステージのほうが向いてると思う。
ダニエル、舞台で頑張れ!
・どの子役より、この著者のほうがよっぽど没落してるわ(笑)。
↑同意。著者はジャン・モイア!ってこの記事の見出しにデカデカと書かれてるけど、誰だよ?(笑)ってかんじ。有名な人なん?
・ルパート・グリントは映画にたくさん出てるし、ハリウッドで活躍してると思うけど。
↑彼のこと嫌いじゃないけど、アイスクリーム屋のワゴン車買ったのはどうかと思った 笑
↑俺も、3人の中でならルパートが一番いい役者だと思う。彼には期待してる。
・ひでえ記事だな。エマがフェミニズムの代弁者になったのは、没落だとでも?
それに、ダニエルがアル中だって?彼はハリーポッターシリーズの撮影を終えてからもずっと、映画界で活動してる。
ライターも、生活のためにセンセーショナルな記事を書かなきゃいけないのはわかるけどさ。
↑エマは、既に男女平等が実現されてる国でわーわー言ってるじゃん。そういうとこじゃね?
・なんかとっちらかった記事だな。批判すればいいってもんじゃねーぞ。
自分も別にエマが素晴らしい女優だとは思ってないけど、彼女は自分で稼いで、勉強して、興味のあることに活動してるわけだろ。
偉いと思うけどな。もし自分が彼女だったら、一生遊んで暮らしてーわw
日本では評価受ける記事だな
正論だしよく俳優を観察してる
ただ海外のリベラルに染まりきった人たちからは不評なんだね