(情報を更新しました)
私達が現在当たり前に行っている習慣。そのいくつかは、意外な起源を持つことをご存知でしたか?
例えば、レタスは食用ではなかったり、バルーンアートにはその愛らしさに反した恐ろしい起源があったり…
そんな不思議な起源や雑学をまとめました。
読んだ後、ちょっと人に話したくなることうけあいです!
10:トレッドミルは、犯罪者のための罰だった
ジムでランニングをしているとき、 「拷問みたいだ」と思ったことはありませんか?
実はそれ、正解なんです。
トレッドミルは1818年にウィリアム・キュービットによって建設されました。
キュービットは「ハムスターの回し車」のようなトレッドミルを使い、最大10時間の歩行罰を犯罪者たちに課しました。
そしてあるとき監視員が、トレッドミルは穀物粉砕機やウォーターポンプに流用できる安価なエネルギー源と気づいたのです。
そうやって、「一石二鳥」のトレッドミルは全英にあっという間に広まりました。
しかし時代が進むにつれ、非人道的であるとの声が高まり、廃止されました。
9:レタスは媚薬だった
レタス栽培の歴史は、紀元前2680年にエジプトから始まります。
とはいえ、エジプト人はレタスの味を好まなかったようです。
では何に使うかというと、媚薬として使い始めたのです。
エジプト人は、レタスから乳白色の液体を採取し、世界で最初の媚薬を発明しました。
そんなレタス大好きな彼らはなんと、レタスの神までも造りました。その名はミン。
どんな神かというのはちょっとここには書きづらいので、画像だけ載せておきます。
8: Wi-Fiはブラックホールを検出するためのツールだった
Wi-Fiはジョン・オサリヴァンという物理学者によって始まりました。
彼はスティーブン・ホーキングの理論の「小さなブラックホールは、消失するときに無線信号を出している」という説を証明しようとしました。
そこで、見つけるための数学的ツールを開発したのです。
しかし残念なことに、長い間、彼は何も発見出来ませんでした。
転機は1992年、彼はワイヤレスコンピュータネットワーク会社と仕事をした時のことです。
オサリヴァンがブラックホール検出ツールを彼らに提供し、それが今日のWi-Fiの元となったのです。
7:ボウリングは宗教的儀式だった
最初のボウリングは紀元前3200年エジプト、子供の墓にピンとボウルが供えてあったことから始まりました。
それはまさしく、現代のボウリングそのものでした。
しかし、時間と共に忘れ去られており、次に3世紀にドイツで同じようなゲームが登場したのはおそらく偶然だったのでしょう。
これは教会で厳粛な儀式として行われました。
教徒は異教徒の罪人に見立てたピンを立て、石を転がして倒し、全て倒せたら自分の罪は贖われるとしました。
ほどなくして、人々はただのゲームとしてこの「儀式」を行うようになります。
当時は、ストライクを出すと天国ヘ行けると言われたそうです。
6:ブラジリアンワックスはイスラム教徒から広まった
ブラジリアンワックスは最近、欧米でもかなり一般的になってきました。
この由来をあなたはご存知でしょうか。実はこれはイスラムの教えから来ています。
コーランでは衛生的な観点からか、股間の毛を処理するよう教えているのです。
12世紀の前半には、ヨーロッパ十字軍はエルサレムを制圧していました。
イスラム教徒とキリスト教徒は同じ風呂に入っており、ヨーロッパ人は裸のイスラム教徒を見たとき、下半身の毛がないことに驚いたそうです。
こうやって、ヨーロッパ人は股間の毛を剃るようになったのです。
5:中指を立てるサインは、ギリシャの哲学者が始めた
中指を立てるというのは、考えてみればおかしなジェスチャーです。
しかも、私たちはそれが攻撃的なサインであるということは知っていても、その理由は知らない人がほとんどなのでは?
このポーズは紀元前4世紀に誕生しました。
ギリシャの哲学者ディオゲネスは、「男根」を示すサインとして中指を立てました。
彼は中指を伸ばし、その人差し指と薬指の2つを折って、男根と睾丸のように見せようとしたのです。
このジェスチャーはどんどん広がり、まもなく、詩人アリストパネスはこのサインを演劇に取り入れました。
観客にもわかりやすいように、このサインをするときは同時に股間を指差したのだといいます。
4:動物バルーンアートは動物の腸で出来ていた
最初の動物バルーンアートはアステカ人が作りましたが、実はちょっと血なまぐさいものでした。
アステカ人は、動物の腸を乾燥させ、きっちりと縫製し、それを膨らませて動物の形に変えていったのです。
そしてそれに火をつけ、血に飢えた神々への供え物としました。
1939年には、最初のピエロ、ヘンリー・マアーが風船で動物バルーンアートを作り出しました。
彼はまさか、古いアステカの儀式を焼き直しているなどとは考えなかったことでしょう。
3:ダイヤモンドゲーム(「Chinese checkers」)はドイツで始まった
日本では「ダイヤモンドゲーム」ですが実は和製英語で、欧米では「Chinese checkers」といいます。
そしてさらに、このゲームは中国とはなんの関係もなく、チェッカーでもないのです。
ややこしいですね!
なぜこんなことになってしまったのか。
ダイヤモンドゲームはHoppityという英国のゲームにインスピレーションを得て、1892年、ドイツの会社が作成しました。
これは母国で大ヒットし、すぐにヨーロッパに広がりました。
その後、1928年、同社はアメリカへの売り込みを開始しました。
しかし時は第一次世界大戦の10年後、ドイツに対してよくない感情を持っていたアメリカでドイツのゲームを売ることはためらわれました。
一方、麻雀はちょうどアメリカで人気のあるゲームでした。
そうやって同社は、中国のゲームだということにして「Chinese checkers」を売ることにしたのです。
2:ミニゴルフが始まったのは、「ゴルフをする女性は猥褻だったから」!
1867年、スコットランドのセントアンドリュースに18ホールのパッティンググリーンがオープンしました。
コースは大人気になり、男も女もこぞって公共の場で腕を出し、肩を回してボールを打ちました。
しかし当時の女性にとって、ゴルフをすることは猥褻であるとされました。
女性は、パッドはまだいいとしても、長距離打を放つことは極めて下品だとされたのです。
そうして女性たちは、世界で初めてのミニゴルフチームであるレディースパッティングクラブを始めました。
1916年には、スコットランドのレディースクラブにヒントを得た、アメリカで最初のミニゴルフ場が設立されました
1:ろうそく付バースデーケーキは、月の女神に捧げられたものだった
誕生日のケーキにろうそくがある理由には諸説あり、はっきりしていません。
一説には、古代ギリシャに始まったとされていまs。
彼らは毎年春、狩猟と月の女神に奉げるMounichiaと呼ばれる祭りを開催しました。
月をイメージし、キャンドルをたくさん刺したハニーケーキを準備しました。
それが、今日の誕生日ケーキの元となったというわけです。
もちろん、私たちは伝統を完璧に守っているわけではありません。
なにせ、ギリシャ人は可愛いケーキだけではなく、ヤギを殺して供えていましたから。
もしあなたのお子さんの誕生日にそんなことをすれば、さっきのアステカの残酷なバルーンアートといい、数年は子供のPTSDのためにカウンセラーを雇うハメになるでしょうね。
海外の反応
・レタスの神ミン、「氷山の一角」って感じだなw
・「Chinese checkers」は「ドイツのダイヤモンドゲーム」の「海賊版」だったってことか。中国らしいね
↑うまいこというね!
・現代社会は古代の儀式で溢れてるね
・「Chinese checkers」はドイツ生まれだったって?中国人ってホント変なことしかしないな
・よく読んでよ。「ドイツ人がアメリカ人に買わせるために勝手に中国を名乗った」んだって。俺は中国系だけど、なんでこんなこと言われなきゃいけないんだよ
・月の女神だって?月なんて、太陽の光を盗んで光ってるだけじゃん
・Wi-Fiってブラックホールを探すためのものだったんだ。で、今は俺は別の「ホール」を探すために、Wi-Fiを使ってるわけだよ。ヨーロッパとか、アジアとか、ラテンとか(笑)
・ジョン・オサリヴァンはオーストラリアの天才だよ。彼はオーストラリア連邦科学産業研究機構に勤めてたんだと思ってたけど
・自分はオランダで生まれ育ったから、中指のポーズの意味を知らなかったわ。今も国によっては知らない人いるんじゃない?
・また一つ賢くなってしまった
【画像】この漫画をレジに持ってくの恥ずかしかったwwwwww
古代ギリシャではレタスを食べると体を冷やすから、青少年の不健全な欲求を減退させる効果があると珍重されたと小松左京の雑学本で読んだ