あなたは、ヒジャブをご存知でしょうか?
ヒジャブとは、イスラム文化圏で使用される、女性の頭と体を覆う布を意味します。
最近では、フランスでヒジャブ風の水着の着用が禁止されたり、何かとニュースになることも多いヒジャブ。
ISILの台頭や、各地で頻発するイスラム過激派によるテロで、イスラム教徒そのものが取り沙汰されることも多々あります。
正直、ヒジャブを着用した女性を見て、複雑な思いを抱く人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、限られたルールの中で精一杯自分らしさを表現しようとする、イラン女性たちをご紹介します。
欧米のファッション雑誌顔負けの、色鮮やかなヒジャブに身を包んだ女性たち。
彼女たちの姿を見て、もしかしたらアナタの中で何かが変わるかもしれません。
イスラムのヒジャブファッション
2月1日は、ヒジャブ・デーです。
これは2013年に、ヒジャブをもっと広めようとする試みとして始まりました。
重要なのは、個人が身に着ける権利を守ることであり、強制や禁止といった行為には全く関係がないことです。
イランではヒジャブ法に関して多くの論争がありました。
メディアによっては、ヒジャブのせいで、イラン女性は抑圧されていると表現するものもあります。
これは100%間違いというわけではないかもしれませんが、最近のイラン女性は少し違うようです。
イラン女性のストリートスナップ
彼女らの誇り、創造性やスタイリッシュさに溢れる、ヒジャブ・ファッションをお楽しみください!
・とってもカワイイ!もしディズニー映画「アラジン」のジャスミンが本当にいたら、こんな感じなんじゃないかな。
・でも髪を覆い隠してるし、結局ステレオタイプなイスラム教徒じゃん。
・これ、ストリートスナップっていうより、モデルさんだよね?
↑そうだよ。でも、イスラム教徒であることには変わりない。
私も同じようなイランの女の子だけど、本当はいろんな服が着たいし、髪の毛出したいなぁ。
・とても美しい。
・ファッションのプロでも難しいような、色の組み合わせだ。素晴らしい。
・ロックだねぇ。
・でも、ヒジャブって厳密に言うと、髪の毛を完全に隠さないといけなかったんじゃないかな。
自分の知り合いの妻がそれで周りにとやかく言われてたような。
↑時と場合によるね。例えば、カフェとかレストラン程度なら大丈夫だと思う。
特に夜なんて、警察があまりいないからw
・本当はヒジャブなんて脱ぎ捨てて、風に髪を踊らせたいだろうに。
これは、誰でも所有する権利だと思う。こういう状況が早く変わることを望んでいる。
・彼女には、時を超越した美があるね。「優しさ」と言ってもいいかもしれない。
・きっと、過去にいろんなことを経験してるんだろうな。彼女の話を聞いてみたいよ。
・特に靴が好き!ほしいくらい。
・アリアナ・グランデに似てね?
↑アリアナ・グランデのファンなの?イランにはこういう女の子多いよ。あと、セレーナ・ゴメス風の子も 笑
・ま、現実には、親が保守的だったらこんな格好とても出来ないけどね。
・イラン人じゃなくて、インド人じゃないの?
・これが「現代のイラン女性」の姿だって?彼女はモデルで、これはあくまでPRに過ぎない。
↑コインの裏表のようだね。で、メディアはいつも片面だけしか報道しないのさ。
・でも、現実からそんなにかけ離れてるというわけでもないような。
ステレオタイプの「黒ヒジャブ」なんかは最近ほとんど見かけないよ。イランも、西洋化著しいですw
・このストールの柄、いいねぇ。
・彼女も、服も、両方美しい。カジュアルでいいコーディネートだ。
・シンプルでシック。素敵。
・この人、警察の指導を受けてるでしょ?
だから許されてるのかもしれないけど、一般市民も同じようにできると思ったら大間違いだよ。
・ナイスポーズ!
・まさに「女性の強さ」を見せてくれるね。
・ヨガ?
・みんなしてサングラスしちゃって。セレブのお忍び?
↑いや、これがイスラム教徒のやり方なのさ。
・イランに来れば、こういう人をたくさん見ると思うよ。
・めっちゃ美人!!!
・中東女性って、自分の好みドンズバやわ。ハリウッドスターよりもね。
大きな目、キャラメル色の肌、セクシーな唇…
↑ハリウッドスターと比べてやるなよ。
あっちはシリコンの胸、ヒアルロン酸入りの唇、汚らしいニセモノの爪…個性すら無いし。
・アリアナ・グランデに似てるけど、彼女より美人だと思う!
・ジェシカ・アルバにも似てね?
・すっごいまつげ!羨ましいー
・このカーディガンほしい!めっちゃ着心地良さそう。
↑イランでは「マント」って呼ばれてるよ。フランス語が語源。ファッション用語はフランス語多いよね。
気に入ってもらえて嬉しいよ。(イラン人より)
・なんかこの格好、年寄りみたいに見えるな。
・そもそも、なんで髪や頭を隠さなきゃいけないのかな?しかも女だけ。
牧師さんに聞いてみたけど、納得のいく答えは得られなかった。
別に悪意があるわけじゃなくて、ただ純粋に疑問なんだけど。
・靴、めっちゃイケてるやん!
・前身素敵だけど、やっぱ特に靴がいいね。
・自分、カナダのオタワからだけど、同僚が同じ靴履いてたわw
・素敵なコートと靴だね。
・玄関前で鍵を失くしたことに気がついて、ガッカリしてる女の子の写真かな?笑
↑w
・自分イラン人だけど、この記事は大嘘。こんな格好してたら、すぐ逮捕されるよ。
↑イラン在住だけど、私はこういう格好してるけど?
行政機関とか会社、学校に行くのはマズいと思うけど、公園とかショッピングモールに行く程度の日常生活なら全然大丈夫でしょ。
↑90年代生まれの若い世代ほど、自由だよね。彼女らを誇りに思うわ。
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世界の反応
・去年10月にイランに行ったけど、こういう格好の人が多かったよ。
・この記事を見て外野から、わーオシャレーって言うだけなら簡単だよ。
実際には彼女らは、物心がつく前から髪を覆うように強制されるんだから、気の毒なものだ。
・最近では、ヒジャブの形もだいぶ変わってきてる。
正直、TPOによってはそういう格好が許されないこともあるけど、それは万国共通だろ?
バチカンにビキニで行く人はいないのと同じようにさ。
で、強制されてるっていうけど、自分が見た限りでは、イラン女性は「自分で選択してる」と思える。
・ここでハッキリさせとこう。イラン女性は間違いなく、自由意志でなく、ヒジャブ着用を「強制」されてる。
ただ、ヒジャブは単に黒、とかっていうわけじゃなくて、スタイリッシュで創造性に溢れてる。
それでも、(繰り返しになるけど)女性たちが強制されてることは揺るぎない事実だ。
・女性だけじゃなく、男性も宗教的な理由で強制されてるけどね。
厳密に言えば宗教というよりも、政府によって、っていうことになるんだけど。
・全ての女性には、好きな服を着る権利があると思う。
・ヒジャブは、貞淑な女性を守るための美しい伝統だ。
抑圧だって?アメリカのビッチ達と比べて、そんな言葉を使わないでほしい。
・文化や伝統は、時とともに変化していくものだ。
・ちなみにヒジャブを子供が身につけるかどうかは、家庭によるよ。
・こういう「ファッションスナップ」って、どの国でも結局は、現実とかけ離れてるものだ。
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ちょうちょのカーディガンすてきだけど、
私が着たら、だらしなくなりそうだ