あなたは、捨て猫を拾ったことがありますか？
そしてもしその捨て猫が普通の猫ではなく、希少種だったとしたら！？
そんな話が、ロシアでありました。
希少種であってもそうでなくても、動物は大事にしたいものですね。
納屋で見つかったブサカワ猫の正体とは！？
ロシアのとある農家の納屋で、4匹の小さな子猫が見つかりました。
子猫は明らかに自力では生きていけなさそうだったので、農家は彼らを助けることにしました。
しかし子猫は、農家が見たことがあるどんな子猫とも違って見えたのです。
よって、農家はどんなケアが必要なのかを知るために、ダウスキー自然保護区へと向かいました。
そこで、驚愕の事実が発覚します。
なんと子猫は、普通の猫ではなかったのです。
彼らはマルヌネコもしくはモウコヤマネコとして知られている動物であり、これは中央アジアに固有の、野生の猫の希少種です。
マヌルネコとは
ずんぐりとした体が特徴の食肉目ネコ科の動物の一種。
法によって保護される前は、中華人民共和国、モンゴル国、アフガニスタン、ソビエト連邦で毛皮をとるために狩猟の対象とされ、数が激減。
感染症による死亡率が高く、飼育下での繁殖は困難である。最近では、その独特な風貌から「ブサカワ猫」などとして、メディアに取り上げられることも多い。
日本では、
・上野動物園（東京）
・埼玉県こども動物自然公園（東松山市)
・那須どうぶつ王国（栃木）
・東山動植物園（名古屋）
・王子動物園（神戸）等で見ることが出来る。
また話題のアニメ「けものフレンズ」でもおなじみのネコとして、マヌルネコは有名かもしれません。
保護区に戻って、スタッフは、普通の成人猫に子猫を育てさせることを試みました。
幸いにも、成人猫は子猫を我が子のように扱い始めました。
その後、子猫は成長し、野生に返すことになりました。
以来、もはや美人猫となった子猫たちは、自然環境に適応し、繁殖していっているようです。
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海外の反応
・ちゃんと野生に返したんだね。そうすべきだよ。よかったよかった。
・ゆるくカーブした耳なんかも特徴的だけど、なんといっても瞳孔がまんまるなのが、他の猫と違うよね。
・野生の猫だけじゃなくて、飼い猫でも「ほっといてくれ」っていう目をしてるときあるよね。
↑（笑）。まさしく、目は口ほどに物を言う、ってやつだ。
・農家が拾わなかったら、死んじゃってたんだろうな。よかったねぇ。
・頭が真っ平らなのがいいね。あと、困ったような顔がなんとも言えず可愛い！
・野生に戻されたのはいいけどさ、最初は「マジで？俺にここで生きていけってマジで言ってんの、人間？
えっちょ足とかめっちゃ汚れるんやけど！早く暖かいお家に返して！」ってかんじだったのかなｗ
↑なんか自然に返されてからは、怒ってるように見えるよねｗ
↑マヌルネコが怒ってるみたいに見えるのは、いつものことだよ。
・野生に返されてからも、追跡用の首輪を付けてるみたいだね。
・自分マヌルネコに詳しいけど、あいつらを飼い慣らすのは無理だよ。世界最古の野生猫って言われてるから。
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た…たぬー？