みなさんは巨大なハチの巣や、迷宮のように入り組んだアリの巣をみたことはありますか?
「小さな虫がよくやるなあ」と思いますよね。
つまるところ、それらはすべて虫の「群れ」による偉業です。
小さいながらも、多くの数が群れることによって、想像を超えるような働きをすることができるのです。
今回紹介するのは、群れを活かした「虫型」ロボットです。
未来のマイクロロボット
このマイクロロボットの名前はZooidsといいます。
現在、アメリカのスタンフォード大学をはじめとした機関が開発中のものです。
Zooidsは1インチほどで、車輪、バッテリー、タッチセンサー、ジャイロスコープ、光学センサーといった機構を備えています。
Gifでご覧いただけた通り、10コほどのZooidsたちが主人の元に、スマートフォンを届けてくれています。
「この程度であれば大したことないんじゃない?」という声も聞こえてきそうなので、ぜひ次の動画をご覧ください。
どうでしょうか? こんなにも複雑な動きを可能としているのです。
こちらでは手にもつZooidsの左右に、同じ距離をとりながら動く2台と、背後に不思議な動きを規則的にとるボットたちがいます。
こちらではあらかじめプログラミングされた座標に動くようになっていますね。
人工知能は低いそうですが、頭にある機構によって、互いの位置を常に測ることにより為せる技だといいます。
想像してみてください。大量のZooidsたちがあなたの家にいる様を。
それらのロボット達が部屋を掃除し、あなたをベッドまで運んでくれるのです。
あまりに多すぎると気持ち悪いかもしれませんが、 もちろんZooidsのままの形でなくてもいいのです。
ただ将来、このような小型ロボット達が、私たちの生活に新しい日常をつくり出してくれるかもしれないのです。
海外の反応
・ 人の動きをロボットで真似るのは難しいと言うしね。
・ 複雑なロボットよりもこっちすげえ!時間はかかるかもしれないけど、こいつらがウチの芝生をキレイに刈り込んでくれたら最高だ。ソーラーパワーつけたり。
↑いつかこいつらが合体してターミネーターにならないことを祈る。
↑ミニオンの皮膚つけるわけか。
↑こいつらがスマフォになればよくね?
↑自動で充電してもらわないと。スマフォ持ってきてもらうのにこれ50コわたしが充電とか(笑)
・ 速く動くなあ。昔似たようなの見たときもっと遅い動きしてた。
・ かわいいー。まっくろくろすけみたい!
・ 鼻つけて変な動きさせたい。
まっくろくろすけ出ておいでー