連日ニュースを騒がせている、森友学園の問題について、海外ではどのように報じられているのでしょうか?
海外のニュースサイトに寄せられた、この記事に関する外国人たちの反応もまとめてみました。
なかなか、厳しい意見が多いようですが…。
日本の動向は、良くも悪くも、世界の注目を集めているようです。
ロイターとジャパントゥデイのニュース翻訳
森友学園の土地売却問題
安倍首相と政府は、国家主義の学校理事長へ、評価額をはるかに下回って国有地を売却したとして、議会の質問に晒されました。
昨年6月、大阪府豊中市で、学校法人森友学園が1億3,700万円で8,770平方メートルの国有地を購入しました。
これは、評価額の約14%にしか満たない額です。
土地売却の経緯
大阪国際空港に隣接する問題の売買地は、国土交通省大阪航空局が所有していました。
森友学園と財務省との間で交渉が始まりましたが、資金面で折り合わず、交渉は中断。
学園側の資金不足のために、2015年5月、両当事者は10年間の定期賃借契約を締結しました。
これは学校建設プロジェクトでは珍しいことです。
続いて森友学園は校舎の建設に着手しましたが、表層部に、鉛やヒ素を含む廃棄物が発見されました。
その後、国は学園へ、汚染除去作業費として1億3100万円を支払いました。
そして2016年3月、森友学園による基礎工事中、表層部以外にさらに大量の廃棄物が見つかりました。
しかし学園側は最終的に土地を購入する意向を表明し、汚染除去作業費とほぼ同額の、1億3400万円で購入する契約を結びました。
森友学園と安倍総理の関係
この土地は、4月に開校予定の新しい小学校建設予定地で、小学校の名誉校長には、首相の妻昭恵氏が就任することになっています。
安倍氏は、妻も彼自身も、土地売却に関与していないとしています。
首相は、民進党の福島伸享議員の質問に回答する形で、「もし関わっていたら間違いなく、首相も国会議員も辞任するということを、はっきり申し上げる」と述べました。
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自分の国は良くて日本はダメなんだーへー